7月から予約が始まっている「マイナポイント」。自分の分の手続きはできましたが、ふと、「あれ、子どもの分はどうなるのか?」と疑問に思いました。
調べてみると子どもの分は、「実質、親が手続きしてポイントを受け取る」ようです。子どもが2人いたら、自分の分とあわせて15,000円分ですね!
その根拠と注意点もあわせて解説していきます。
マイナポイントは子どもでも受け取れます

【マイナポイント】子どもの分は親が受け取ってOK!(注意点もあわせて解説)
もちろん、子どもでもマイナポイントを受け取ることができます。年齢制限はありません。0歳からOKです。
その根拠は、総務省マイナポイント公式ページの「よくある質問」にあります。
順番に解説していきます。
疑問1 マイナポイントの手続きを親がしていいの?
親がしていいんです。総務省マイナポイント公式ページの「よくある質問」にこうあります。
Q. 子どものマイナポイントの予約・申込はどうすれば良いか。
15歳未満の未成年者の方の予約・申込については、法定代理人が行うことができます。
15歳以上の未成年者の方の予約・申込については、やむを得ない場合には、本人に代わり法定代理人が手続を行うことができますが、特段の理由がなければ本人にて手続を行ってください。やむを得ず法定代理人が手続を行う場合も、原則として本人同席のもと手続を行ってください。
こちらに書いてあるのは次の2点です。
- 親が代わりに手続きしてOK!
- 15歳以上の子どもだったら子どもが手続きするか、親と一緒に手続きする
と、このように親が手続きしていいよ!ってことですね。
疑問2 マイナポイントをどの決済サービスで受け取るの?
どの決済サービスにするか迷いますよね。
- PayPayやd払いなどのQRコード
- suicaやnanacoやwaonなどの電子マネー
- クレジットカードやプリペイドカードなど
いろいろと選択肢がありますが、「子どもの分のマイナポイントをどの決済サービスで受け取るか?」の答えは、
つまり、自分が自分のPayPayで登録しておいて、子どもの分を同じPayPayで登録するのはアウトです。
根拠は、こちら総務省マイナポイント公式ページの「よくある質問」です。
Q.子どものマイナポイントは誰の決済サービスで申し込めば良いか。
規約上、本人名義のキャッシュレス決済サービスへのマイナポイント付与を本人が申し込む必要がありますが、未成年者のマイナポイントについては、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスをポイント付与対象として申込みすることができます。
ただし、この場合、同じキャッシュレス決済サービスに複数人のマイナポイントを合算して付与することはできないため、法定代理人名義の異なるキャッシュレス決済サービスを選択する必要があります。
これも、なんだかややこしく書いてありますが、書いてあることは、次の2点です。
- 子どもは親の使っている「PayPay」や「nanaco」などで登録してOK!
- ただし、親とは別の決済サービスを選んでね
このように書かれていますので、親がマイナポイントで登録した決済サービス以外の決済サービスならなんでも大丈夫です。
子どものマイナポイントを受け取る方法と使い方

【マイナポイント】子どもの分は親が受け取ってOK!(注意点もあわせて解説)
子どものマイナポイントを受け取る方法と手順
子どもがマイナポイントを受け取るのに必要なものは次の2つです。
- 子ども本人のマイナンバーカード
- 親がマイナンバー登録に使っていない決済サービス
子どものマイナンバーカードは必須です。作っていなければ、市区役所へ行って手続きを済ませましょう。
なお、手続きはオンラインでできますが、受け取りは窓口です。
決済サービスは自分が2つ以上使っていれば、1つは自分のマイナポイントに登録し、もう一つを子どもに使えばOKです。
なければ、suicaやnanacoなどを新しく作ってしまうか、いっそのこと子ども名義のQRコードなどを登録してしまうのも手ですね。
子どもが受け取る手順は、自分が手続きした方法と一緒ですが、ただし、何度も書きますが、自分とは別の決済サービスを使いましょう。
子どものマイナポイントの使い方
使い方も自分で受け取った時と同じです。
マイナポイントは、そういうポイントがある訳ではなく、選んだ決済サービスでポイントを受け取って使います。
またしても、総務省マイナポイント公式ページの「よくある質問」です。
Q. マイナポイントはどのように利用できるのか。
対象となるキャッシュレス決済サービスにより異なりますので、キャッシュレス決済サービス検索の詳細ページでご確認ください。
そのまま決済に利用できるもの、ユーザーの専用ホームページ等で別のポイントに交換することで決済に利用できるものなど、様々ですので、事前にご確認いただくことをおすすめします。
つまり、それぞれの決済サービスでポイントを受け取って、そのポイントを
- そのまま決済に使える
- 受け取ったポイントを別のポイントに変える
と各サービス次第です。
ちょっとややこしいですね。
例えば、PayPayやメルペイでしたら、受け取ったポイントはそのまま支払いに使えます。特に手続きなしに。
nanacoやwaonでしたら、受け取ったポイントは、支払いに使う前に、そのポイントをチャージするという手続きが必要です。と言ってもチャージ機で簡単にできますが・・・。
また、マイナポイントをもらうタイミングも決済サービスにより異なります。
- 支払いをした時にポイントを付与するタイプ
- チャージした際にポイントを付与するタイプ
こんな違いもあります。
子どものマイナポイントを受け取る際の注意点(まとめ)
子どものマイナポイントは親が受け取れます。
ただし、自分が登録した決済サービス以外を選んでください。
また、決済サービス各社が独自でお得なサービスを始めています。
waonでしたら、5,000円分のマイナポイントとは別に、さらに2,000円分のポイントを付与しています。
PayPayでしたら、抽選で100万円分のポイントが当たったりします。
お得に使いこなせると楽しいですね。