【図解解説】iPadminiの購入時に悩むWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの違い|セルラーモデルとは?

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iPadminiを購入しようとウキウキ選んでいると、どちらを選びますか?と聞かれます。

「Wi-Fi」にしますか?

「Wi-Fi + cellular」にしますか?

最初は「何を言っているの?」って思ってしまいます。

この記事では、この2タイプの違いを基礎から図解入りで簡単に解説していきます。

かんたんに、必ず理解できます。

 

【図解解説】iPadminiの購入時に悩むWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの違い|セルラーモデルとは?

iPadminiを買うときには、上の写真のように、「Wi-Fiモデル」「セルラー(cellular)モデル」どちらを選びますか?と聞かれます。

自分に合ったモデルを選ぶためには、Wi-Fiとセルラーの仕組みを理解することが早道です。

 

かんたんに、図解入りで解説していきますね。

まずは、Wi-Fiのイメージをつかもう

まずは、Wi-Fi版です。こちらのタイプですね。

AppleStoreのWi-Fiモデル

AppleStoreのWi-Fiモデル

写真の通りのこちらのモデルです。

Wi-Fiのみで通信ができます。

そもそも、Wi-Fiってなんなの?

まずは、Wi-Fiのイメージ図を作成してみました。

Wi-Fiの仕組みの図解

wi-fiの仕組みの図解

このように、屋内で使うイメージです。

屋内に設置した無線のAP(アクセスポイント)とiPadminiが通信します。

これは、自宅でのイメージですが、自宅ではフレッツ光やケーブルテレビなどのインターネット回線を引いていると思います。(写真右上の青矢印)

図解の右上の青い矢印の通り、外から有線で通信データが入ってきます。それが、AP(アクセスポイント)で無線の信号となり、iPadminiまで飛んできて、通信のやりとりをします。

このような通信がWi-Fiの仕組みです。ちなみに、「Wi-Fi」は無線通信の規格名です。

これは、自宅でのイメージですが、近年はカフェなどの店舗や公共施設などにもWi-Fiが設置され、その中には誰でもつなげられるWi-Fiもあったりします。

ですので、「Wi-Fiで通信する」というのは、近くにある(距離にして10m程度)AP(アクセスポイント)と、Wi-Fiという通信規格を使用してデータをやりとりすることになります。

 

Wi-Fi通信とは、自宅等に設置したAP(アクセスポイント)と通信する仕組み

 

続いて、セルラー(cellular)のイメージをつかもう

次は、セルラー(cellular)版です。こちらのタイプですね。

AppleStoreのセルラーモデル

AppleStoreのセルラーモデル

写真の通りのこちらのモデルです。

Wi-Fi “+” セルラー(cellular)となっていますので、Wi-Fiでの通信とセルラーでの通信の両方ができます。

Wi-Fiは分かったけど、このセルラーってなんなの?

こちらも、セルラー通信のイメージ図を作成してみました。

セルラーの仕組みの図解

セルラーの仕組みの図解

このように、屋外で使うイメージです。

NTTなどの通信事業者が設置した基地局やアンテナとiPadminiが通信します。

ガラケーなどと言われる携帯電話が電話局のアンテナと通信しているのと同じイメージですね。

ですので、屋内だけではなく、屋外でも使うことができます。

ただし、携帯電話でも「圏外」があったように、セルラーでも「圏外」がありますので、日本中どこでも使えるという訳ではありません。(とはいえ、ほとんど都市で使えますが・・・)

 

セルラー通信とは、NTTなどが設置した屋外のアンテナと通信する仕組み
(ガラケーと同じイメージ)

 

ただしセルラー通信にはSIMカードが必須です

日本には、多くの通信事業者があります。

  • NTTドコモ
  • au
  • ソフトバンク

(その他の楽天モバイルやイオンモバイルなどについての解説はここでは省略します)

セルラーでの通信では、これら3社が整備している通信網を使って通信を行いますので、iPadmini側で、特定の通信事業者と通信をするという設定が必要となります。

それが、SIMカードと呼ばれる部品です。

simカードの画像

真ん中の白い部品がSIMカードです。

例えば、NTTドコモと契約すると、NTTドコモから渡されるSIMカードをiPadminiに取り付けることで、通信を行うことができます。

これが、先ほど述べた設定の1つになります。

 

「Wi-Fi」と「セルラー」のそれぞれの特徴とメリット・デメリットについて

それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめていきます。

Wi-Fiセルラー
iPadmini本体が24,000円ほど安いiPadmini本体が24,000円ほど高い
GPSを搭載していないGPSを搭載している
通信費用はかからない通信費用がかかる

GPSとは、人工衛星を使用した自分の位置情報を得るシステムです。カーナビと同じですね。

GPS機能があると、自分の位置をより正確に把握できるので、地図アプリや位置情報を使うゲームを活用する際には必須となります。

「より正確に」とは、Wi-Fiモデルでもある程度は位置を把握できます。

 

Wi-Fi版はこんな人に向いている

次のような人には、Wi-Fi版のiPadminiを選んだ方が良いです。

  • 家の中でしか使わない(家にはWi-Fiがある)
  • 職場など使いたい場所にもWi-Fiがある
  • ポケットWi-Fiを持っている(テザリングできるスマホがある)
  • とにかく安くすませたい(本体代と毎月の通信代)
  • 外では電子書籍を読みたい(オフラインのコンテンツがメイン)

 

セルラー版はこんな人に向いている

次のような人には、Wi-Fi+セルラー版のiPadminiを選んだ方が良いです。

  • 外で使いたい
  • 電車の中でも使いたい
  • すばやくネットにつなぎたい
  • カーナビとして使いたい(地図アプリとよく使う)
  • Pokemon GOなどの位置情報を使うゲームをしたい
  • スマホを持っていない(携帯電話を使っている)
  • 追加の出費(本体代24,000円と毎月の通信代数百円)を気にしない

 

「iPadminiの購入時に悩むWiFiモデルとセルラーモデルの違い」のまとめ

どちらを選ぶのか決められず、金銭的に余裕があるなら、セルラーモデルを選んでおいた方が良いです。

それは、Wi-Fiモデルでできて、Wi-Fi+セルラーモデルにできないことはないからです。

とは言っても、追加の出費がありますので、上の記事を参考に選びましょう。

 

2つのモデルを選ぶ大きなポイントは、

  • 外で使うか?
  • 位置情報を使うか?

この2つのウエイトが高いです。

 

位置情報を使うアプリには次のようなものがあります。

  • 地図アプリ(マップ、Googleマップ)
  • 探すアプリ
  • Pokemon GO、ドラクエウォーク

私は外で使いたいし、これらのアプリもよく使うので、より正確な位置情報が取得できるセルラーモデルを使っています。

ただし、Wi-Fi+セルラーモデルをお使いの方は、通信をするSIMは必須です。

格安SIMは多くの会社から提供されていますが、私はIIJmioを3年以上使っています。

なぜなら、月額440円から使えて、しかも通信に困ったことがないからです。

契約に不安な方は、こちらの記事で解説していますので、参考になると思います。

» 【激安】iPad miniで格安SIMを導入する手順を解説

 

本記事で、自分に合ったモデルを選ぶことができ、より快適な毎日を過ごすことができたら嬉しいです。

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