テクハラってよく聞くけど、どんな意味なの?
職場でのテクハラに悩んでいます。
テクハラにあわないためにどうしたらいいの?
この記事では、テクハラの被害者になっている方と加害者になりつつある方に解説していきます。
テクハラを放置していると、うつ病などの病気にかかったり、会社の責任を問われたりします。
テクハラを正しく理解して、楽しく解決していきましょう。
テクハラとは?被害者・加害者にならないために事例紹介|iPadminiで楽しく攻略しよう!
テクハラはこんなツイートをきっかけに目にするようになりました。
IT知識の高い人が不遜な態度を取ったり、意図的に専門用語で話し続けたりするテクハラ(テクノロジー・ハラスメント)。デジタルネーティブ世代の新入社員でも加害者となるリスクがあります。https://t.co/oETkc5tIap
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 6, 2021
これを受けて、翌々日の羽鳥慎一モーニングショーで紹介されて広く知られています。
本日4/8放送「テクハラどう思う?」ITが苦手な上司への「テクハラ」(テクノロジー・ハラスメント)が増えているそうです。さらに「わからないから全部やっておいて」と部下に丸投げの「逆テクハラ」も!?皆さんの周りはどうでしょうか?
言葉に気をつけハラスメントにならないようにしたいですね。 pic.twitter.com/SPdpIE68Ok— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) April 8, 2021
テクハラとは、テクノロジーハラスメント、テクニカルハラスメントの略
まずは、テクハラの意味です。
テクハラは、テクノロジーハラスメントまたはテクニカルハラスメントの略です。
つまり、テクハラとは、パソコンやスマホなどのIT機器の扱いが不得意な人へのいじめや嫌がらせですね
パソコン等の進歩により生まれる新しい概念や日々進化する技術への対応、さらに増え続ける情報を取り込むことが求められていますが、ついていくのは結構たいへんですよね。
そんな現在の状況がテクハラを生み出しています。
ついていっている人から見ると、ついていけていない人をフォローするのが面倒に感じてしまいますね。
一方、テクハラとパワハラとの違い
厚生労働省によると、パワハラとは、「職場内の様々な優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為」としています。
簡単に言うと、上司と部下といった立場を利用したいじめや嫌がらせです。
「上司から部下に」が特徴です。
一方、テクハラの特徴は、「上司から部下に」とは限らず、同僚間や先輩後輩間、さらに部下から上司へもあり得るのです。
テクハラの事例:これらはテクハラです
実際にどんなことがテクハラにあたるのでしょうか?
- パソコンが苦手な社員にパソコン業務を指示する
- オンライン会議やプレゼンのためのプロジェクターなどのセッティングをさせる
- メールが苦手な上司に日報をメールする
- IT専門用語を多用して説明する
- 操作や設定など、できないことを責める。
- こんなこともできないのか!子どもでも分かるのにといった発言をする
逆テクハラとは?立場によって感じ方が変わりますね
分かる人の立場からは、逆テクハラでは?といった指摘もあります。
つまりこんな状況です。
- 分からない分かる人に丸投げする
- PC設定やzoomなどのオンライン会議、プレゼン時のプロジェクター設定もできる人任せ
- PCでできることもわざとアナログ手法を強要する
逆テクハラとは、できないことをいいことに、できる人に押し付ける結果的な嫌がらせです。
それでは逆テクハラを受ける側からは、「身に付けない方が悪い」、「自分の知らないことを使わせたくないのでは?」といった思いを持ってしまいます。
せめてこれくらいはできて欲しいリスト
モーニングショーでは、次のように紹介されていました。
- Excelやパワポを使う
- リモート会議の設定
- 書類のPDF化
- メールの設定
- スクリーンショット
- 聞かれた何度か教えたこと
職場の環境により難易度は変わりますが、これらはそんなに難しいものではありません。しかし、やったことがないとできないのも事実です。
これが、テクハラを引き起こす一因となっています。
この差は、日常的にPCやスマホを使用しているか?により生まれてくるものです。
テクハラ対策:具体的な事例を紹介
それでは、今後どうしたらいいかを考えていきます。
会社側のテクハラ対策
- テクハラを理解する
- PC等の取り扱いに関する社内研修や教育を実施し、従業員全体のスキルアップを目指す
- 加害者にならないような教育も必要
- 使いやすいツールを準備するのも一考
- ハラスメントに関する方針やマニュアルを作る
- 相談しやすい体制づくり
労働契約法にて「労働者の安全への配慮」がうたわれており、第5条に「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。」とされています。
対策が不十分であると、加害者のみならず雇用者側の責任も問われ、裁判にまで発展し、損害賠償の対象になり得ます。
個人のテクハラ対策
苦手意識をなくすことが大切です。
そのためには、とにかくPCやスマートフォン・タブレットなどに数多く触れることが必要です。
当サイトでは、アップル製のタブレットである、iPadminiの便利な使い方を紹介しています。こうしたタブレットやパソコンの操作を覚えることも必要ですが、そんな気持ちで覚えていくのは好きな人でなければできません。
そこでおすすめする攻略方法は、
いくつかのアプリを導入してみて、使っていると共通していることが見えてくるので、新しいアプリや技術に触れてもなんとなく操作や仕組みが分かってきます。
具体例におすすめのアプリは、
- 決済アプリ
» スマホ決済はPayPayで簡単決済 - 地図アプリ
» iPadminiのGoogleマップ使い方解説 - 読書アプリ
» アマゾンプライムで”prime reading”は読み放題 - 動画アプリ
» 【無料】Amazonプライム30日間無料体験はこちらの公式から - 出前アプリ
» 出前館公式アプリです(iPadmini)
これらが、導入しやすく、操作もしやすいです。
とにかく慣れること!
やってみたらけっこう簡単ですよ。慣れたら楽しいです。
私も、ついていけないなと思った時期がありましたが、「ここで動かないと一生分からないまま」、「そんなのは困る」と思って現在活動中です。