ふるさと納税っていったい何なの?
ふるさと納税って難しそうで良く分からないよね。
ふるさと納税について簡単に解説しているサイトはないかな?
そんな疑問にお答えしていきます。このサイトだけでほぼほぼ解決します!
ふるさと納税の仕組み【初心者が知っておくべき7つのこと】
初めてのことはだれでも分からないものです。
ここでは7つのポイントに絞って、ふるさと納税の全体像が分かるように解説していきます。
ふるさと納税の仕組み① なぜふるさと納税はお得なのか
その答えは、返礼品がもらえるからです。
返礼品とは、各自治体(市区町村)がふるさと納税のお返しに用意している特産品などです。
特産品とは、基本的にはそこで採れたり作られたりした農産物や海産物、工業製品などで、種類は数十万アイテムもあります。
主なモノは次の通りです。
- 米・うどんなどの麺類
- 牛肉・豚肉・鶏肉
- 野菜
- メロンなどのフルーツ
- カニ・エビなどの海産物
- ビール・日本酒などのお酒類
- イベントのチケットや日用品など・・・
とにかく何でも選び放題です。
でもお金を払うんですよね・・・。別にお得ではないよね。
そうなんです。でも払ったお金は自分が払う税金から返ってきます。(全額ではないですが)
税金から返ってくるので、自分の支払いは結果的になし。その上で返礼品をゲットできるのです。
これがお得な理由です。
ふるさと納税の仕組み② ふるさと納税の仕組みとは
ふるさと納税の大まかな仕組みはこんな感じです。
- Aさんが〇〇市にふるさと納税する
- 〇〇市はAさんに特産品をおくる
- Aさんが税金の申告(確定申告)をして、所得税が少し返ってくる
- Aさん在住の××市がAさんの住民税を少し安くする
仮に、1で2万円ふるさと納税をしたとすると、3と4で合計1万8千円が返ってきます。
そして、自分の手元には特産品が残ります。
つまり、2千円で特産品をゲット!!
個人は必ず得をする仕組みとなっております。
しかし、自治体はそうとはいいきれないのです。上の例では、〇〇市は少しお金が入って嬉しいですが、××市はAさんの税金を少なくしなければならないのでガッカリです。
自治体同士の取り合い合戦となっています。
ふるさと納税の仕組み③ ふるさと納税の手順(やり方)解説【手順は5つ】
必ず得する仕組みであるなら、やらなきゃもったいないですよね。
2千円で特産品をゲットできるのですから。
しかも自治体がやっていることなので安心です。
でも、その手順(やり方)が分からない・・・
手順は次の通りです。
- 【手順1】ふるさと納税する金額を決める(超重要)
- 【手順2】ふるさと納税先と返礼品を決める
- 【手順3】ふるさと納税の申込(寄付)をする
- 【手順4】返礼品を申込して受け取る
- 【手順5】確定申告またはワンストップ特例制度活用(最重要)
重要なポイントは1と5です。ここ解説します。
1では、金額を決めます。どのように決めるのかは、自分の年収次第です。年収が多い人は、ふるさと納税も多くできます。逆に少ない人は、あまりできません(正確にはできないのではなく、しても返ってくる税金がないのでメリットがないのです)。
5では、税金から返してもらうところなので、これをしないと完全に払い損になります。
それでは、どのように金額を決めて、どのように返してもらうのかについては、下のページで解説しています。
ふるさと納税の仕組み④ ふるさと納税の最大の壁?それは確定申告です
ふるさと納税をしましたね! 特産品ももらいましたね!
次は、払ったお金を税金から返してもらいましょう。その手続きが「確定申告」です。
正確には、「確定申告」または「ワンストップ特例制度」のどちらかをする必要があります。
「確定申告」とは、ざっとこんな制度です。
- 1年間(1/1から12/31まで)の収入や経費を申告します
- 申告は翌年の2/16から3/15までにします
- 申告先は住んでいる地域の税務署
- 申告は税務署か役所に行くか、郵送や電子申請で済ます
- サラリーマンは会社が年末調整するので確定申告しない
- サラリーマンでも確定申告したい人はできる
確定申告をすることとなっている人(例えば、住宅ローン控除を初めて受ける人や医療費控除を受ける人など)はいいですが、ふるさと納税がなければ、確定申告をしなくてもよかった人は、わざわざ確定申告をするのは面倒ですよね。
国はそんな気持ちを察知して、代わりに「ワンストップ特例制度」を作りました。
「ワンストップ特例制度」(以下、ワンストップ)とは、ざっとこんな制度です。
- ふるさと納税するとワンストップの案内がきます
- その指示に従い、書類を寄付先に返送すればOK
- ふるさと納税するたびにします(A市とB市に寄付したらA市とB市にワンストップ)
- 寄付先は5市までです(6か所以上に寄付したらワンストップは無効になります)
- 6市以上に寄付したら確定申告をしましょう
これで、無事にお金が返ってきます。ミッションコンプリートです。
確定申告は、一度やってみると、「こんなもんか」とそんなに難しいものでもありませんが、未経験だと、ちょっと不安ですよね。
関連記事をいくつか用意しましたので、こちらも参考にしてください。
ふるさと納税の仕組み⑤ ふるさと納税に回数制限はあるのか
回数制限はありません。何回でもふるさと納税できます。
10か所に1回ずつふるさと納税するもよし。
1か所に10回するもよし。
ただし、注意点は次の3つです。
- ワンストップ特例制度を使う時は5か所までしかできません
- 1か所に同じ特産品目当てで何回もした場合、その回数分もらえるかは自治体に確認しましょう
- 自分にとっての上限額に注意する
ちなみに回数のカウントは、1月1日から12月31日までの1年間です。
申し込んだ日かお金を払った日か、微妙なので寄付先に要確認ですが、大抵はお金を払った日(クレジットカードは申し込んだ日)になります。
この辺りは、自治体によって変わるので、余裕をもって手続きしましょう(特に12月下旬に手続きする際は要注意です)。
ふるさと納税の仕組み⑥ ふるさと納税サイトの比較(どこを使ったらもっとお得?)
さて、だいたいふるさと納税のイメージが出来てきましたでしょうか。
ここからは、ふるさと納税で最も楽しいところです。
ふるさと納税先を決めましょう。
しかし、人によっては、「自分が生まれ育った市にふるさと納税したい」とか、「自分は焼き肉がしたいから、和牛を出してる市にふるさと納税したい」などと寄付先には迷わないでしょう。
そうでない人は寄付先に迷ってしまいます。寄付先は、自治体の公式ホームページを見て、決めていけばいいのですが、それでは、時間がかかってしまいます。
そこで登場したのが、「ふるさと納税まとめサイト」です。特産品をまとめて掲載しているので、自分の好みに合った自治体を探すことができます。
主要な「ふるさと納税サイト」は次のとおりです。
- ふるさとチョイス
- 楽天ふるさと納税
- ANAふるさと納税
- au PAY!ふるさと納税
- ふるなび
- さとふる
- ふるさと本舗
- ふるぽ
- ふるサポーターズ
いくつか試しにのぞいてみると、いろいろあって、やっぱり迷ってしまいますね。
これらのサイトを運営している会社は、各自治体とそれぞれ契約しているので、全部の自治体をカバーしているサイトはないし、また全部のサイトに載せている自治体もありません。
サイトにより、載せている特産品は違うので、いろいろとチェックしてみるのがおすすめです。
サイトごとの特徴をまとめてみましたので、こちらも参考にしてください。
ふるさと納税の仕組み⑦(おまけ)トイレットペーパーをふるさと納税でお得にもらう方法
新型コロナウイルスの感染が拡がり始めた頃、トイレットペーパーやティッシュペーパーが品薄になり、少し話題になりました。
そんなときでも、ふるさと納税では、トイレットペーパーの申込を受付しておりました。
そのころ作成した記事がこちらです。
ここでお伝えしたいのは、次の2点です。
- ふるさと納税の経験があれば、品薄状態でも、欲しいときに必要なものを手に入れることができたはず
- ふるさと納税の経験があれば、ふるさと納税には日用品や必需品の取り扱いも多いので、いつでも普段の生活費の足しにできるはず
自分のできることが増えれば、自分の行動の選択肢も増えます。
まずは、ふるさと納税サイトをご覧ください。品数の多さに驚きますよ!!